ZZR1100マニヤックス
このコーナーではひょんなことから手に入れたカワサキのZZR1100を紹介します。
いままで活躍してくれたバリオスは友達のところにドナドナされていきました。
カワサキのかつての世界最速のバイクですね。スピードメーター時速320キロまであるお!!
アメリカではZX11Ninjaって呼ばれてた奴です。ニンジャだよ忍者。あざやかに恋してにんじゃりばんばん。
いいところ
わるいところ
総合的には、それでも「でかくて重いから押してあるくのがつらい」という点をのぞいたら前にのっていたバリオスよりはあらゆる点でいいかな、って思う。パワーあるのはいいわ。バリオスはなんせ非力で。カウルもないからつらかったし。
それ以外の今までのったやつは90年代以前のやつばっかりだから比べ物にならない。2スト車はパワーって点では満足してたけどね、軽いし。でもやっぱり設計ふるいしねぇ。
まぁ、しばらく乗ってみよう。もしかしたらもてあまして600か750くらいのやつに買い換えるかもしれないが・・・
前からバリオスの非力さとカウルなしの不便さにうんざりしてて、もうちょっとパワーがあるカウル付きなんでもいいから欲しいなーって思ってました。
そしたら、マブダチのサトキ氏が、5年も乗らずに車庫の肥やしになっているZZR1100を処分しろと奥様からの厳命が下っているらしい。
ZZR1100かぁ・・・新幹線と競争しても勝てるかつての世界最速マシン。
最速は隼とかに譲ったとしても、フツーに今でもモンスターだ。俺みたいなカスに扱えるのか?
でも、まぁ一生に一回くらいはこういうのに乗っておいてもいいかもしれないしなぁ・・・
格安だし・・・
ってことで見に行ってみた。
話には聞いていたが、色を自分で真っ白に塗っているんだよねw
まぁ業者つかって綺麗に塗ってはあるんだが・・純正にはないオール真っ白ww
これは非常に悪目立ちしそうだよなぁ・・・ ってかぱっと見、白バイじゃんwww
いかついスピードメーターだなぁw
まぁ俺が半分以上を使うことはあるまいよw
結局、引き取ることになりますたw
1994年式のD2。まぁ5年くらい乗ってないらしい。屋内保管なんでぱっと見はきれいなんだが現状は不動車・・・
白はオリジナルで全塗装。
左出しのビート管が付いている。
目立つなぁ・・・w。純正に変えよう・・・
もちろん、こんなデカブツ俺一人ではどうしようもない。
白井シャチョーに泣きついてトラックを出してもらう。
そのまま白井パーツに持っていく。とりあえずエンジンをかけないと・・・
ホイストで吊ってトラックから降ろす。豪快だなw
とりあえずキャブレターを外す。
中を洗浄・・・・
アクセルワイヤーの取り回しに非常に苦労する。
無事エンジンかかる!!
あとは以下の作業かぁ・・・
パーツいろいろ仕入れてきました。
予定としては
キャブ調整は白井シャチョーにおまかせ・・・
あたしは燃料パイプのほうに回ります。
どうもZZR1100の弱点らしく、カワサキから「全交換キット」が出ています。
バラでパーツを買うより半額くらいで、しかもアホでもできる説明書つき!
いこしことメンテします。
あと燃料コック。
こいつをはずして分解して・・・
中のゴムパッキンを交換です。
白井シャチョーはラジエターを外している。
いまついているBEETのチタンマフラーを外して純正に交換するのですが、そのためにラジエターが邪魔とのこと。
BEETのマフラー、そんなに音がうるわいわけじゃないのですが、見た目がすっきりしすぎててちょっと迫力にかけるのと、小穴があいているんでどうかなーってとこと、ぶっちゃけ高く売れそうなので売って前の持ち主にちょっとでもお金として渡してあげたいなーってことで。
というか、私にとってはBEET管の性能は無用の長物ww全開クレたら死ぬww
上がチタンマフラー。下が純正の2本出し。
まぁ重さからして違いますねww
見た目は純正も悪くない。むしろ好ましいかもw
ということで、フロントカウルから電源をひっぱりだしてETC車載器をとりつけたり、USB電源を引き出したりします。
やっぱツーリングに使うなら、いまどきETCはほしいし、USB電源あればスマホ充電できたり何かと便利なんで。
ETCは濡れたらいやなんでシート下につけます。
白井シャチョーが樹脂の棒を削り出して何かつくってきました。
それ何??
前オーナーが集合をつけるとき、マフラーを付けるこのステーにはめこむゴムのブッシュを紛失していた模様・・・・
ないとマフラーつかへんがな!無くすな!ww
で、シャチョーが互換品を捏造!さすがや!
ということで、迫力のリアビューです。
うん、押しが強くてよいかと。
こんなステッカーを手に入れた。
カウルかタンクに貼ろうw
フロントのOH。フォークのオイルシールをかえて固着したブレーキを治します。
なさけなく前足をはずされたZZRww
フロントフェンダーがいたく外しにくい・・・ねじを外側につけようぜ・・・
フォークやキャリパーのOHは、ちょっとワシには手が出せない領域なんで、白井シャチョーにおまかせです。
ワシはその間にリアブレーキのパッドをかえたり、油をいれかえたり、まぁ雑用を・・・w
見事に完成!!
車検に行ってきました!
市役所で仮ナンバーをとってきました!
車はいつもユーザ車検でいってるのですが、バイクのユーザ車検は初めてです。
今回は白井シャチョーについてきてもらいました。
事前に光軸をテスター屋であわせておきます。
それ以外の点検は一応すませてあります。
ラインは車のそれよりちょっと簡単で、ブレーキ、光軸、スピードメーターくらい。あとは検査官があちこちをハンマーでトントンで終了です。
この年式だと排気ガスの検査もないようです。簡単じゃん!!
しかし初乗りが車検場のラインとは・・w
無事に車検も終了です!!
これで乗れるぞ。
ためしにバイパスでちょっと走ってみました。
車検とおしたてだし、慣れてないので法定速度くらいで流してみただけですが、あきませんねコレ、法定速度までアクセルひとひねりで2秒くらいで到達します。
ローギアより上にギアチェンジする必要すらありませんwww
全開とかは夢の中だけにしてみますよ。ww
ある土曜、お天気がいいのでちょっとムスメと二人乗りで走りにいきました。
気持ちよかったのですが、なんか微妙にガソリン臭い、・・・
っていうか、キャブから漏れてる気がする・・オーバーフロー?
そういや満タンにしたのに100キロくらいでもうガソリンが底をつきかけてるような・・さすがにそこまで燃費悪いのおかしいよな・・
とりあえずキャブを外して点検してみました。
見事にオーバーフローです。本当に(ry
うーん、どうもフロートバルブシートのOリングがダメになってるみたいです。
こりゃパーツ注文するしかないですね。
ちなみにパーツの品番
16030-1007 フロートバルブ
92055-1425 フロートバルブシートOリング
分解して綺麗に掃除します。
ばらばらにならないように順番にパーツを並べておきます。
この小さいゴムのリング、これがダメになって隙間からガソリンがダダもれになっていたんですねー。
こんな100円くらいの部品のせいで・・・
ついでにフロートバルブも替えておきます。
こいつは1個2000円とかするので高いのですが、交換するチャンスなんて今しかないので、おもいきって替えました。
コレ以外、他に替えるところなんてないしね。
綺麗に掃除して・・・
油面をチェックします。
うん!オーバーフローしない!!オッケー!!
これで完璧だ!!
そして、リアボックスをつける。
やっぱりコレはぜひ欲しいですよねー。雨具とか入れたいし。
ハンドルアップスペーサーもつけました。
13ミリアップ。左が純正、右がアップ。
みためあんまりかわらないけど大分楽ですね。
できた!!
これでツーリングもらくらくだ!!
白井パーツにいって前からちょっと調子の悪いZZR1100のクラッチを治してもらいました。
なんか、温まったらクラッチがつながりが悪くなるんですよね・・・
たぶんクラッチレリーズが固着してるんと違うのか・・と。
さすが、年代物、ゴム系の部分があちこち痛んでますねぇ・・
ひさしぶりに動かすと限界切れるんでしょうね・・・
とりあえずパーツ類。
シールとかいろいろ消耗品を買いました。
ついでにマスターシリンダーもOHです。
4000円くらいだったかなぁ・・・
でもクラッチレリーズってアッセンブリでも6000円くらいらしい。
それなら丸ごと交換してもよかったかなーとはあとのまつりw
とりあえずレリーズを外す。
油圧クラッチのレリーズのシリンダーの中。
なんかヘドロみたいなもんでギトギトです。
マスターシリンダーもほれこのとおり。
リターン側の小さい穴がつまってます・・
まぁ交換するものを全部交換したので、これで大丈夫かな?
時間があまったので、このさびしい白い巨体をちょっとなんとかしてみようよ、と。
白井シャチョーがステカを持っているので、それを借ります。
おバカなステッカーをいくつか作ってみました。
あ、Kawasakiのロゴはまじめにつくりました。フォントがWindowsにはいってる奴とまったく同じだったのでw
最初、Iwasakiとかにしてやろうかと思ったのですが・・w
ちょっとは賑やかになったかな?w
これらのシールはおかけん氏作です。
D2のパーツリストはここから年式を1994でたどればでてくる。カリフォルニア仕様じゃない。
パーツ番号がわかったら値段とかはここからわかる。
http://www.kawasaki-motors.com/parts_cat/
ラジエターの遮熱板がもげてる。そのうち交換
マフラーのブッシュ交換。つぎに外すときがあれば
キャブとエアクリーナの間のOリング交換。つぎに外すときがあれば