このツールは、Windowsでメジャーなメールソフト「Winbiff」のアドレス帳をVine Linuxとかでメジャーなメールソフト「Sylpheed」のアドレス帳に変換するツールです。
メーラーの移行をするときに必要になったので急造しますた。
「Sylpheed」http://sylpheed.good-day.net/
「Winbiff」http://www.orangesoft.co.jp/
なお、メール本文の移行については、オイラ的には必要性をあんまり感じてないのと、こんなツールがもうありますのでサポートしておりません。
自分が一回だけ使えればいいという前提で作ったツールなんで不親切なうえに、ちょっと仕様に制限がありますが、それでよかったらどうぞお使いください。
とりあえず、VB6で作ったプログラムが動作するWindows環境
とりあえず ウルトラ変換くん.exeを適当なフォルダにおいてください。
で、Winbiffのメール保管フォルダを探してください。
たいてい C:\Program Files\Orangesoft\Winbiff v2\Mail\ユーザ名 だと思います。
そのフォルダに card.dat と group.dat という二つのファイルがあるはずなので(なかったら、あなたのWinbiffは昔のバージョンだとおもいます すみません)それを、ウルトラ変換くん.exeと同じフォルダにコピーして実行してください。
そしたら「変換いたしまする」というボタンが1個だけあるウインドウが出てきます。
他にどうしようもないので「変換いたしまする」を押してください。
とくに問題がなかったら、変換終了のメッセージがすぐに出ます。
そしたら、EXEのあるフォルダに、addrbook-000002.xml.sjisというファイルができていると思います。
これが、Sylpheedのアドレス帳の形式のファイルです。
これをLinuxの環境にもっていってください
/.sylpheed/addrbook-000002.xmlというファイルがあると思いますので、ねんのためそれをリネームしておいてください。
で、addrbook-000002.xml.sjisを nkf かなにかでEUCに変換したうえで、そのファイルに上書きしてください。
手順をかくとこんな感じです。
cd ~/.sylpheed mv addrbook-000002.xml addrbook-000002.xml.bak nkf -e addrbook-000002.xml.sjis > addrbook-000002.xml
これでいいはずです。
なお、この手順は、Sylpheedのアドレス帳になにも入っていないときが前提です。
もしなにかはいってるなら、ファイル名を適当に置き換えたうえでaddrbook--index.xmlにそのファイルを追加してください。
まぁ 見たらわかると思います。
お約束ですが、これをうごかして万一バックアップとってなかったアドレス帳がきえたりしてもオイラのせいじゃないよ!
2003/2/24 初版発表