DIYマニヤックス/「蘭」蘇生計画
ずっと以前から実家の納屋で立ち腐れしていたスズキ「蘭」
買ってから20年。かれこれこの状態で10年は経過している。
ふと気まぐれに「直してみようかな・・」とか思ってしまった。
見た感じ、タイヤとブレーキとワイヤー類はダメ?キックが固着?だけどそれ以外はなんとかなりそうな気がする。
あかんかったらDioのエンジンの移植をちょっとだけ考えてみる。
それもあかんかったらパーツ単位でヤフオクで1円出品かな?
外装をある程度はずして中の腐れ具合をチェックするが屋根の下に一応あったので内部はそれほど朽ちてはない。
フレームナンバを確認して役所で書類を出してもらう。
軽バスでとりあえず家まで持ってきた。
クランクケースのねじが・・腐ってやがる・・・
なめまくるので電気ドリルで頭をもんではずす。根性で3本やる。
外装と駆動系のカバーがやっととれた。世話かけやがってボケが。
ちなみに「蘭」には「変速機」はない。2速固定みたいな感じ。
あと普通のスクーターとベルトの回転方向が逆?のようだ。
駆動系の中をエアブローで掃除してオイルスプレーを吹きまくったらキックは降りるようになった(自動では戻らないけど・・・ばねが死んでる?)
とりあえずキックしたら圧縮もちゃんとある。
ためしにCRCをキャブから吹いてキック10発!!
ボ、ボ、ボンボボボボン・・・・
お!!一瞬だけどかかるじゃん!!
これはいい兆候である。
キャブをはずすためにフロアボードはずそうとおもったらこのねじももろくも崩れて一瞬でなめた。
普通ボルトがソケットつかってなめるかぁ?
しかたないのでこれもドリルで揉む。かなり強敵であった。
キャブの中は予想どおり腐海の瘴気に覆われてました。
ついでになぜか満タンだったオイルタンクも15年ものの2ストオイルが発する瘴気に・・・
とりあえずこれはすぐにはどうしようもないので、キャブレターを完全分解して1.5リッターペットボトルを半分に切ったやつにキャブクリーナーを充満させてドボン。
さて、1日たったから続きだ。
キャブレターはキャブクリーナの効果でまぁ見れる状態になった。
ジェット類もとりあえず穴は通った。
ワイヤーブラシでこすってパーツクリーナーで洗ってから組み立てる。
さて、昨日はCRCでエンジンかかった(今日もかかった)ので、いよいよキャブつけてガソリンで・・・と思ったら、タンクにテスト用にガソリンいれたらガソリンだだもれ。
パッキンが腐ってますね。おまけに錆びてるし・・・
とりあえず家にある液ガスで応急修理はしたけど、白井シャチョーいわく「そっこう抜けまっせ」
うーーん、、、まぁエンジンが直ってから心配することにしよ。
とりあえず適当な樹脂ボトルでガソリンタンクを捏造して試運転!
キックしまくる・・がエンジンかかりません。
キャブをはずしてチェックしましたが一応燃料はちゃんと来てるしクランクケース内にもガソリンはいってる雰囲気。
キャブとリードバルブをはずしてもっかいCRC吹いてキックしてみると・・・かかりません。あれ??
プラグはずしてチェックしてみます。アースにあててキックしてみると火花が・・・飛びません。アレ??
想像・・・ 電装が死んだ?さっきまで動いていたのは15年ぶりの蘇生の息吹だったがそれが仇になって即死した?
うーん、、、、とりあえずチェックするしかないだろうが、どっから手ぇつけたもんか?
てゆーか、蘭のCDIとかそんなもんいまさら手に入るのか?まっとうな値段はらって買う気さらさらないし。
やっぱDioエンジンか?
とりあえずここまで。続きはまたね。
費用 | |
引き取りの高速・ガス代 | 5,000円 |
キャブクリーナー | 550円 |
所要時間 | |
引き取り | 往復4時間くらい? |
分解 | 2時間くらい? |