ヤフオクをブラブラ眺めてたら、PMXの部品取り車を2台も見つけてしまいました。
2台とも大阪・・・どっちも焼き付き?で不動らしい。
鹿にぶつかってぶっこけたり、近所のカーブで雨でスリップしてぶっこけたりした歴戦の2号も走行5万3000キロ。
いろいろやらないといけないことも山盛りです。
なら部品取り車もほしいし・・・、どっちも1万で出てるからとりあえず入札しとけ。
競り合う気はないけどどっちか落ちたら・・・
二台とも落ちてしまいましたwww
うーん、どっちも走行1万キロ台だなぁ・・嘘か本当かはわからないけどガチで5万乗ってるウチの2号よりは程度よさげ。
こりゃ2号を更生するより3号4号を起こしたほうが早そうな・・・
エンジン治らなくても3号の車体に2号のエンジン積めば少なくとも鹿アタックの傷は癒えるだろうし・・・
青いほうは白井シャチョーのタバコ号という名目でそちらに委託することにして銀の方治して乗ろうかな?
とりあえず状況チェック。
リアサスはディトナの社外品がついてる。これは好ましい。
マフラーは触媒が脱落してる。たぶん抜けはいいが音はうるさい。これは2本ほど手持ちがあるからどうにでもなる。
冷却ファンが無い。これはよろしくない。まぁ手持ちが一個あるから・・
とりあえずエンジンがかからないのははっきりしてるから、ヘッドをめくってみるとヘッドガスケットがいきなり吹き抜けてる。
なんかPMXはコレがよくあるきがする。なんでだろうね?
とりあえずヘッドは無傷っぽいから磨いて再生。
冷却ファンもつけた。
でもエンジンかからない・・・
プラグに火が飛んでない・・電装?
原因がよくわからないけどステーターコイルと点火コイルを交換したらとりあえず火は飛んだ。
うーん、ステーターコイルをテスターで測ってみたところ正常っぽかったんだがなぁ・・・
とりあえずエンジンはかかったのでヒビはいってたリアタイアを2号車のやつを外して3号にもってくる。
2号は手持ちの新品のやつに交換。
さて触媒が脱落してるマフラーだ。このままなら五月蝿いが抜けがよくて性能はいいかもしれんが、とりあえず一旦はノーマルにしたないと評価もできん。
手持ちのちょっと詰まってる奴を再生して使おう。
ケツをガムテープで蓋してパイプクリーナーと水いれてシェイクして3日ほど放置プレイ
するとコールタールみたいな液体が出てくる。
ホースで30分くらい念入りに水洗いして薬品を抜く。
試運転してみるが、なんかアイドリングが異様に安定しない。
なんか二次空気吸ってるような・・・
うーん、、、キャブでも腐ってるかと思ってキャブそのものを交換してみるが変わらない。
ならマニか負圧コックか?ってことで点滴タンクを使ってみるが様子がかわらん。
キャブでもマニでもコックでもないならエンジンそのもの、クランクケースってことか?
仕方ないからシリンダーを抜いてみる。
するとあらびっくり。ベースガスケットが切れてるじゃん。
なるほど。。。こっから空気すってるのね。
こりゃ前のオーナーが何か中途半端に修理を試みたのか・・・?
なんとか直るめどもたってきたのでナンバーを一応とってきた。
「しろまるひめ」・・・・ 普通のは選べないのか?ww
ベースガスケット交換してマシにはなったんだが、なんかやっぱアイドリング安定しないし調子もよくない。
仕方ないので白井シャチョーを召喚してヘルプミー。
いろいろいじってて発見。どうも駆動系側のクランクベアリングがガタついてるみたい。
たぶんここのシールからも空気すってる。
うーん、、、、クランクケース割ってまで直そうって気がしないなぁ・・
仕方ないので、どこのご家庭にも必ずある予備エンジンへの積み替えを決行する。
うん、なんでも置いておくもんだな。コレは腰上が焼き付いてるので、もともとのエンジンの腰上とニコイチすることにする。。
元のエンジンはいつ日にかベアリング交換して再生せねば・・・
積み替えるついでにPMXの大欠点、プラグ交換の邪魔になる意味不明のサブフレームを加工しておくw
さて、無事エンジンも積み替えたのでオイル交換(というかほぼ蒸発してたので補給したというか)しておく。
ヘッドライトが片目になってたのでランプも交換。
キーシリンダーがなんかがたつくんでチェックしてみると、取り付け用のフランジが両方折れてた。
なんでこんなところ折れるかな・・・
うーん、、、とりあえず、、これはちゃんとしたのを入手して交換するしか根本的にはどうにもならん。
しかし、とりあえずエポキシ接着剤で接着して暫定対応w
駆動系のチェック。
純正のWRが入ってたがかなり偏磨耗してるし純正の10グラムは重すぎてタルい加速しかしないので手持ちの8グラムを組んでおく。
クラッチ側は社外品のセンタースプリングが入ってた。でもなんか無駄に固い気がしたので手持ちのノーマルに交換。
社外品は今度1号のベルトを強化ベルトに変えるときについでに交換してやろう。
リアタイヤは変えたけどフロントもひび割れしてたから交換することに。
白井シャチョーにいつもならチェンジャーを借りるんだけど留守だったので自分でやることにする。
タイヤレバーつかって暴力で外す。
まぁ外すのはなんとかなるわな・・・
次にはめ込む。
これはかなり苦労した。
ビードワックスがなかったのでママレモンを代用品に使って。
片側はそれでもちょっと試行錯誤したら入った。
残り片側を入れるのにだいぶ苦労した。
けっきょく、コツさえつかめば簡単だったが、ようは「膝」をいかに使って体重をかけるか、と無理にレバーでこじらない、むしろレバーを使わなくても入るツボを探せという事と。
ではめることができても今度は手動ポンプなどではビードがあがらない。
ウチにはコンプレッサーはあるんだが、こいつかなり盛大な音がするので休日の住宅街ではできたら使いたくないw
そこで白井シャチョーのHPにある「まちがったビードの出し方」にトライしてみることにする。
ようはCRC556をタイヤの内側に吹き込んでおいて、それに点火して「爆発する圧力」でビードをあげると。
なんでも元はラリーとかで屋外交換するときの技なんだとか。
おっかなびっくりやってみると、あっけないくらい簡単にビードがあがるではないですかww
ばっちり交換。
無駄にBT601。
ということで3号車の完成です!
2号と並べて記念写真www
しかし同じ色で2台あっても仕方ないな。
できたら黒かツートンの外装を手に入れたいな。
で、2号はドナドナだな。
ドナドナっていっても、たまに黄の1号、銀の2号、黒の3号、青の4号とか並べてオフりたいからそういうことができる手段で考えたいな。
ついでに今制作中の「チョイノリ+PMX」の5号も並べたら最強やなw
うん、考えただけでワクワクしてくるなw
とりあえずここまで。続きはまたね。
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