さて、PMXにとりあえず予備エンジンを積み込んだので、不調の元エンジンをOHすることにする。
とりあえず今日は腰上の点検からやってみよう。
とりあえずシェラウドを・・・
外す。シリンダーとファンが見える。
とりあえずヘッドをめくる。これは簡単。
ピストンの頭。カーボンまみれ。うーーん・・・・
掃気ポートと排気ポートのタイミングの図
ピストン上支点の図
ヘッドにもカーボン体積。うーん、最後にメインジェットを#130にあげてたのが敗北への道か?それともいっときオーバーフローしてたせいか?
シリンダーを外してピストンにご対面・・・・
う、おもいっきり抱きついてるではないか。トホホホホホ
コンロッド。「ROCKET」ってメーカー??
ヘッド面研をさらにやってみたいので、ピストンとのクリアランスを測定してみる。
こーやって半田をはさんでクランキングしてみて・・・
半田のつぶれ具合をはかる。
おおかた2.5ミリが燃焼室の隙間の一番うすいところ。
いま0.5ミリ削ってるんだけど、ガスケットの分をのけたら削れるのはせいぜいあと1ミリくらいかなぁ?
単純に削るんじゃなくて、燃焼室の作り直しとかやればもっといけるんだろうけど、そんなの素人には無理だしな〜
さて、次はクランクケースを割れたらいいなぁ。
道具かわなきゃ・・・
さて、今日はヘッドをシコシコシコシコ(;´Д`)l \ァ l \ァ とやってみよう。
といいつつ、自慢ではないがオイラには旋盤もフライス盤もリューターもなんにもない。
ということで、まずPMXといえばココって感じの「モトクエスト」さんに新品ヘッド+「スキッシュぎりぎりまでの面研」を依頼する。
届いた!
ちうごく語で「シリンダーヘッド」は「汽缶工蓋」だそうだ。
さて、届いたはいいが、このまま組み込むのはなんか悔しい。
こういう場合、フツーは「ピカピカに鏡面加工」とかするのがマニアの道らしい。
ピカピカ、なんせカッコいい。ビジュアル的にイカす。何ミクロンか減って圧縮が減るかもしれないというかエンジン一回かけたら一緒やろという正論はこの場合14万8千光年のかなたにワープしてもらうことにする。
ということで、例によって例のごとく姫路で解体、中古パーツといえばココ、白井シャチョーの工房に人の迷惑かえりみずお邪魔して知恵と力と道具と場所と時間を借りるのであった。
とりあえず面研だけしてあるので、プラグホール周辺のバリみたいなところからきれいに研磨していくことに汁という御神託である。
ガムテープでマスクして、標的をマジックで描いてエアリューターでこする。
600番のペーパーで油研ぎするのである。
おお、なんかつるつるになってカッコいいぞ!!
さて、つぎは研磨です。コンパウンドにエアリューターと・・・
フェルトバフを用意します。
しこしこしこしこと研磨して、ピカピカに!!
あとは夜通し1000番のペーパーで油研ぎしたら完璧!!
気分馬力1億万%アップ!!
とりあえずヘッドつけてできあがった気分!
ついでにシリンダーをちょっとだけ研磨の練習。
排気ポートにガスケットをあてがってみる。
なんかすこし狭い。広げてくれといわんばかりに。
ちょっとだけ削ってみる。
おお!!なんか気持ちイイぞ!(*´Д`)//ア//ア
でもゴーグルないと危険だな。道具そろえて出直そう。
モトクエストオリジナルパーツの軽量ピストンピン。
シリンダーできたらコイツも組み込むんじゃ!ギギギ
とりあえずここまで。続きはまたね。