DIYマニヤックス/石油ファンヒーター修理
我が家のダイニチのファンヒーター、最近スイッチいれても「E02」「E03」とかエラーだして素直に点火しません。
それも2台ともです。
このエラー、どうも「着火ミス」とか「燃焼中断」ってことみたいなんですが、ちゃんと火は着いてるし景気よく燃えてるのに・・・・
どうも、ちゃんと火がついてることを検出できないようで・・・
この糞寒いとき、ふざけるんじゃねえよテメエの善人面を、ふざけんじゃねえよいつかぶっ飛ばしてやらぁ、とパンタさんみたいにカツをいれることにします。
とりあえず分解です。
フロントパネルはずして燃焼室のカバーも外します。
ちなみに燃焼器のカバーを外すときは若干パズルっぽいので暴力で強引にはずすとセンサーのコードを引き千切ったりバーナーを痛めたりすると思うので、よく見てやりましょうね。
せっかく分解したんだから掃除機とかで埃とかもとっておきます。
問題はこの針金みたいなパーツです。
フレームセンサーっていって要はバーナーから炎が出ているかどうかを検出するものです。
バーナーに交流電圧がかかっていて、炎がちゃんと燃えてこのセンサーに到達していると炎をつたって電流が流れるのです。
この現象、炎電流っていうんですが、ようは真空管とかと同じ原理ですね。
もし電流が流れないと「炎がちゃんと燃えてない」ってことで安全装置が働いて火をけしてしまう・・と。
しかし、このパーツの表面が長年の空気の汚れを燃やして酸化皮膜がついてしまうと「炎」が検出できなくなって「着火できなかった」としてしまうのが原因。
ちなみに部屋の中にシリコン系の気体があると一発でダメになるらしい。
案外、柔軟剤や芳香剤にも含まれる成分らしい・・・
ってことで、センサーの表面を根気よく目の細かいサンドペーパーで磨きます。
わかりにくいのですが白い皮膜がおちて金属の色が出てます。
燃焼室のカバーとかを元に戻して試運転です。
戻すときも強引に戻すとカバーの板金でバーナーをひっかいたりしてぶっ壊すハメになるので慎重に・・・
で、テスト。テストは万一大爆発してもいいように絶対屋外でやりましょうねww
大丈夫だ!問題なし!!
一発着火するようになりますた!
ウチのはダイニチですが、他のメーカーでもたぶん原理は同じです。
あと、この作業をする前にまずは後ろのエアフィルターと石油タンク下にある燃料フィルターの掃除(消耗品として交換部品が入手できるなら新品交換がベスト、どうせ500円くらい)が先なのは言うまでもありません。
真似する人は自己責任で。火事になってもオイラのせいではございません。
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