２０１３年キタァ！ 2013-01-01 (火) 14:18:23†

あけましておめでとうございます！！†

みなさん、昨年はよくワタクシのカスブログをご愛顧いただきありがとうございました。
さぞかしお目汚しであったと思います、エラいすんません（C)どおくまん。
しかし今年もこりずにこの調子でいきますので２０１３年もよろしくお願いします！！

ということで寝正月です†

嫁さんの実家に来ています。
「土地勘なし」「金なし」「いくところなし」「あう人なし」「やることなし」みたいな感じです。
仕方ないので本を読んで酒を飲んでゴロゴロしてます。

スプーキーエンジェルの特製スモーク、これがないと年が越せませぬ。
ボウモアをなめながらダラダラしています。

夏くらいから読まないと読まないとと机の上においてあった本をようやく読みます。
百田尚樹さんの「永遠のゼロ」と一田和樹さんの「サイバーテロ　漂流少女」です。

「永遠のゼロ」は、今けっこう話題らしい「海賊と呼ばれた男」を書いた人の出世作で、ある特攻隊員の人生をその孫が当時の関係者を訪ね歩いて・・・みたいな話なんですが、出てくる戦友の言っている内容が作者の狂言回し的なところがあって少しくどいきらいはあるといえばあるのですが、中身としてはとても感情移入しやすいように考えて書いてあってお話としても単純に面白いし、妙に右よりでも左よりでもなく、ただ戦争ってなんて空しいんだろなぁ、と感じさせてくれるような、そんな話ですね。
ちょっとご教訓くさいとか、ベタな恋愛話がいくつかからみあうところは人によっちゃ受け付けないかもなーとも思いますが、そういうのもまたいいと思いますので、読んでみる価値はあると思いますよ。
私個人的には、たしかに考えてみりゃ「日露戦争」が終わってから「太平洋戦争」までの間って一世代以上の間があいてるわけで、その間に「日本陸海軍」が「外国と戦う軍隊」から「自分の組織を維持する官僚組織」に変質してしまってもおかしくないよな、ってのには非常に共感しましたね。それは今でも同じじゃないのかな？

「サイバーテロ 漂流少女」のほうは、なんかラノベっぽい表紙とタイトルですが、どっちかといえばハードボイルドぽい主人公のセキュリティー屋のおっさんが、いわゆるサイバーテロをしかけてくるアノニマスみたいな人たちと戦うのだが、そいつらが実は・・・みたいな。
ちょっと文体が私ごのみじゃない（主人公の一人称が「俺は」が多いみたいな）とこはあるのですが、話は結構しっかりしてて単純にセキュリティーネタだけで話つくってるんじゃなくて登場人物の人間関係のとんでもないどんでん返しみたいなミステリー要素もあって、読んでいて退屈はしなかったですね。
私、この作者の人はぜんぜん知らなかったのですが、たぶん何らかの形でこの業界にかかわってる人ではないでしょうか？
出てくるセキュリティー技術や組織の名前とかも「お話をふくらませるためのうそや味付け」はしていますが、本来的にはちゃんと理解して書いているように見えます。
逆にいえば、読者にもある程度その筋の読解力を要求しているとこもあると思いますので、業界以外の人が読んでもあんまりおもしろくないのかもしれないし、業界の人でも頭が固めの人なら細かいところが鼻について読むのつらいのかもな？とも思ったりはしました。
でも、まぁ読んでみたらどうですか？ご同輩の皆様。ちゃんとツンデレ女子高生とかも出てくるし（笑）

あぁ・・・ 読む本がなくなっちゃった・・・ 買いにいきたいがこのあたりはどうも元日は店をやってないみたいだ。どうしよう（笑）

ということで正月にもこのブログのキャラにもあんまり似つかわしくない長ったらしいまじめな長文で始まった2013年、よろしくお願いします。

一行コメント

• 明けましておめでとうございます・・・。今年もよろしくお願いします（＾−＾） -- kafe32 2013-01-03 (木) 22:47:37
• kafe32さん　あけましておめでとうございます！！今年もよろしくおねがいします！ -- たけちよ 2013-01-04 (金) 01:25:34

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