さて、PMXというか、このクラスの原付一般に共通した弱点のひとつに「トリップメーターがない」ってのがあります。
これは不便だ!しょっちゅうガス欠してしまうし、燃費測定するのも前のオドメータの数字をいちいち覚えてないといけない。
せめてオプションで選べたらいいのに・・・
ということでDIY魂を発揮してなんとかしてみることにしました。
で、どうするの・・・?ってことですが
コレです。自転車につかうサイクルコンピュータです。
自転車用なんですが、スピードメータ、トリップメータに加えてオドメータや平均速度測定、時計などいろんな機能がついた優れものです。
これだけ機能がついて3500円!安い。
とりあえずセンサーケーブルが短いのでLANケーブルをつかって延長。
メーター本体はタコメータの下につけてみました。
さてホイールのセンサーをつけねば・・・
とりあえず、空気のキャップ(正式名称知らない)を1個もらってきて、そいつにボンドで磁石をはりつけてみました。
車体側のセンサーどうしようかな・・・・?
2005-04-14
ということで、タイヤの虫キャップ?にエポキシ接着剤で磁石をつけて装着してみました。
2mmのユニクロ線があったので、適当にまげてステーをつけて既存のスピードメーターワイヤーのステーに友締め(フェンス組み立て金具を流用)
磁石から5mmほど離して取り付けました。
接触したら・・・・まぁセンサーが吹っ飛ぶだけでしょう・・・
5mmもタイヤがぶれるのはそれはそれでマズイことでしょうし・・・
またそのうちもうすこしまっとうな材料でステーを作ることにしましょう。
さてサイクルメータを設定します。
メジャーを使ってタイヤの外周を測ってみます。だいたい146センチくらいのようです。
タイヤサイズは120/70-12なんで、120x0.7/25.4=3.3インチ(タイヤの高さ)
ホイールは12インチなんで12+3.3+3.3=18.6インチ=472.44mm
直径472.44mmx円周率3.14=タイヤの周長1483.46mm=148センチ
まぁ、誤差とかタイヤの空気圧、車重でへこんだぶんを勘案すると、このくらいなんでしょうね。
さて、実際走って見ましょう。スピードメータと見比べながら走ってみます。
デジタル表示があがっていきます。雰囲気的には車のデジタルメーターと同じですこしタイムラグがあります。
もともとついているアナログメータでだいたい60キロを出して、サイクルメータ側を見てみると、61キロ。
だいたい80キロを出して、サイクルメータ側を見てみると、82キロ。
おおむね正確なようです。すくなくともどちらも一致します。
時計、トリップ、瞬間最高速記録機能、平均速度など機能が盛りだくさんなんで遊べそうですね(笑)
取り付け場所はもうちょっと考えないと見にくいかな?照明もほしいし。
まぁぼちぼちなんとかしよう。
サイクルメーターの大いなる欠点?を一個発見。
コイツ、仕様では時速105キロまで測れることになってるんですが、PMX実車では時速83キロを超えると「OL」(Over Rangeかな??)と表示されて測ってくれません。
センサーの取り付けがまずいのか。
それとも仕様の時速105キロまで、ってのはタイヤが(チャリンコで)21インチとかのときで、12インチのPMXだともっと早く限界がくるのか・・??
うーん、いっかいメーカーに聞いてみないとなるまい。
サイクルメータのメーカー CATEYE社にメールで聞いてみました。
すごく丁寧な解答がすぐ帰って来ました。素晴しい。
結論からいえば私のかったCC-ED300ってモデルは車輪の回転が1秒間に15回転までしか対応してないそうです。
26インチ、27インチの設定時に、105km/hに対応だそうです。
周長の設定が146センチで時速83キロだとしたら、回転数はたしかに毎秒15.79回になるんでなっとくです。
うーん、50ccとかには使えるけど、ちょっとなーですね。
タイヤが10インチのモデルだと、60キロくらいしか測れないのかな?
17インチくらいのタイヤの、スクーターじゃないマシンならOKなんでしょうけど・・・
まぁ取り付け方とかは応用きくと思うので、別の使えそうなモデルを探してみることにします。
2005-04-28
あたらしくCATEYEのCC-CD200Nってコンピュータを買ってみました。ヤフオクで3500円。
http://www.cateye.co.jp/cateye/cchtml/cd200n.html
時速300キロまで対応だそうです。さっそくつけてみました。
キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━!!
ちゃんと動いてます。よかった。
ひさしぶりに更新。
知らん間に磁石がふっとんでしばらく動いてませんでした。
やっぱ場所的に無理があったかなぁ・・・
つーことで
家にあったジャンクのHDDをトンカチでカチ割って
超強力磁石を摘出。スポークにガチガチに固定します。
磁力が強いからスポークにつけてもセンサーから反応してくれます。
とりあえずここまで。続きはまたね。